すごろく銀河戦記



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私がまだ学生の頃、仲間内でボードゲームが流行った事があったんですよ。火付け役はいただきストリートだったのですが。

それはもう、毎週毎週夜遅くまでやっていました。これはそんな時に買ったゲームの1つです。

ルールはモノポリーと一緒です。サイコロを振って出た目の数だけコマを進めて、着いた先が空き地ならばお金を払って自分の星にして、他人の星ならその星毎に設定されている通行料を支払って、最終的に目標金額まで達した人の勝ちというものです。

このタイプのゲームのお約束として、通行料を増やすために自分の星に投資して通行料をはね上げてぼろもうけを狙うわけですが、ここにこのゲーム特有の落とし穴があります。

このゲームは本当にモノポリーと一緒なので、モノポリーで言う所の共同基金という、ランダムでイベントが発生するマスがあります。そのイベントの一つに、「惑星が反乱を起こしました」と言うのがあり、このイベントが発生すると、自分の惑星がランダムで1つ他の人の物になります。

まぁ、どうでもいいような惑星ならいいのですが、自分の生命線(お金投資しまくって、通行料が高い)惑星が相手の物になると、一気に形勢が逆転します。というか無言で電源ガチャ切りです。しかも、そのイベントが結構出やすいので始末におえません

なんと言いますか、手塩にかけた娘をどこのウマの骨とも分からぬチャラ男に取られる父親の心境が体験できるゲームなので、中古ソフト屋で発見して金が余って仕方ない時などは話のタネに買うのもいいかもしれません。ていうかこれ買うなら、いただきストリート買った方がいいです。